オムスビ冒険録は、新しくメンバーになったアカリによる、組織の文化や仕組みを記した物語です。実際のオムスビメンバーと対話しながら、組織の文化や仕組みを見える化していきます。組織の見える化に興味がある方、オムスビのメンバーとして一緒に働きたい方は、冒険録をお読みいただきながら一緒に冒険を楽しみましょう。

アカリ
Lv.13
でモヤモヤすることを小まめに伝えていくことが、組織がよくなる鍵だと聞きました。でもモヤモヤを言うって勇気いりますよね

ハブチン
そうですよね。勇気いりますよね、わかります。

アカリ
モヤモヤすること言うと、どんな反応がくるか怖くて。ハブチンさんもそんな経験ありませんか?

ハブチン
もちろん全然ありますよ!例えば、この前も台風が来た時、住民のFacebookグループができたんですね。1500人くらいいたかな。そこで台風の情報交換してたのですが、僕もどんな反応がくるか怖くて投稿できませんでした。

アカリ
はい、それは怖いですよね。

ハブチン
そう、それですごいなと思ったのは、Facebookグループを作った方ですよね。もしかしたら、真偽がわからない情報を共有して混乱が起きたり、プライバシーが侵害されたと問題になるかもしれない。グループを作った方にも責任追及される可能性あるじゃないですか。

アカリ
ありますよね。私だったら、必要だと思ってても怖くてできないなぁ。

ハブチン
そう、僕もできない。『何故その方はいざというときに、活動できるんだろう?』と思ったら、常に街づくりの活動をされていらっしゃったんですね。

そこで気づいたんです。『いざというときに活動できる人は、普段から活動している人なんだ』って。

アカリ
なるほど。日頃から、街中の人とコミュニケーションしてるから、全くコミュニケーションしてない人と比べて取りやすいんでしょうね。

ハブチン
おそらくそうですね。だからモヤモヤを言えるようになるためには、普段からコミュニケーションを取っておくことが重要だなと思ったんです。

なのでオムスビでは、コミュニケーションの場を複数設けているんです。
その一つがslackで「#見える化広場」という雑談チャンネルです。

アカリ
え、雑談ですか?!雑談と聞くと、サボっているように聞こえるのですが。コンビニのバイトで雑談してたら怒られるじゃないですか。

ハブチン
はい、確かにそうですよね。相手が見えないリモートワークでは、今思っている雑談以上の価値があるって思ってるんです。

というのも、仕事以外の雑談が、実は人との信頼関係の構築に大きく影響していることが「見える化」できたんですよね。仕事だけのコミュニケーションだけしていると、その人の人となりが分からず関係性が構築できないというか。

アカリ
確かにその人がどんな人かって分かると仕事もやり易いですよね。

その#見える化広場」ではどんなことがコミュニケーションされているんですか?

ハブチン
「見える化」につながることだったら、何でも投稿いいってなっていて、面白かった記事を紹介したり、今誰といるか写真をアップしたり。毎日何からしら投稿されて、タイワされていますね。

アカリ
毎日、投稿されていらっしゃるんですね。でも投稿はちょっと怖いかなぁ。

ハブチン
投稿しなくても、まずはコメントやリアクションだけでも大丈夫ですよ。投稿した人はわかるんですが、スタンプ押されるだけでも嬉しいんですよね。一番悲しいのが反応がないとき。読んだか読んでないかもわからない。

アカリ
良かった!スタンプだけでもいいんですね。

ハブチン
はい、だから僕は誰かが投稿してくれたら、必ずリスタンプ押します。最低限、僕は反応するので、無視されることはないと思います。

アカリ
小まめですね(笑)

ハブチン
あとは直接言いたい方もいると思うので、毎日11時にzoomを立ち上げています。広場にあるベンチに座る感覚なので、yellow benchで名付けてるんですけど。

アカリ
毎日やってるんですか?!

ハブチン
はい、基本、毎日です。打ち合わせが入ってできてないときや遅れるときがありますが。

アカリ
誰か入ってくるんですか?

ハブチン
いや、あんまり入ってこないですねー。基本一人ですよ。

アカリ
それ意味あるんですか?!

ハブチン
たまに入ってこられるんですよね。メンタルが弱っているので一緒に作業して気持ちを和らげたいという方や、モヤッとするからちょっと確認したいことがあるとかね。

アカリ
広場はあくまでコミュニケーションする環境で、いざとなった時は「yellow bench」に座るかもしれないですね。

ハブチン
そこまで言ってしまうと「yellow bench」が問題あったときに座る場みたいになるので、もっとカジュアルにしたいですけどね。

yellow bench」で一人だったときも、今日はモヤモヤがなく平和だったと理解しています。

アカリ
一人なことは良いことなんですね。

ハブチン
他にも自分のモヤモヤをつぶやける#timesという一人Slackチャンネルという仕組みあったり、毎月の感情の振り返りをするAM1on1という仕組みがあったりします。図にするとこんな感じですかね。

アカリ
なぜそこまでやるんですか??

ハブチン
システマチックにやりすぎると、そこから外れると孤立しやすいんですよね。僕も孤立したことがあるのですが辛くて。オムスビで働いててそういう想いさせたくないんです。

だから孤立させないために毎日一人で誰も来ないベンチに座り続けますね。でもたまに寂しくなりますけどね(笑)

アカリ
そうなんですね、私もたまに座ります(笑)あとは、モヤモヤを小まめに言えるようにするために、私も#timesやってみます!

Posted by:橋本 絢

東京都小金井市在住。神戸大学農学部卒業後、株式会社TISに入社。システム開発のプロジェクトマネージャーなどを歴任。一念発起して2014年7月にパン屋として独立、子供の頃からの夢を叶える。幸せのパン屋を仕組み化し、捨てないパン、サブスクによる安定収入を実現。パラレルキャリアとして、ベンチャー企業のシステム導入および開発に関わる。オムスビは、2019年6月から参画。 特技:写真、料理、コーチング、会議のファシリテーション、易占い