Missionにこだわりすぎていいのだろうか?

 

・「なぜやるのか?」常に目的を意識して仕事をしましょう

・自分の軸やMissionを持ち、その達成のために必要な仕事をしよう

・目的を持たずに言われたことをただやるのは、「やらされ仕事」になり生産性が上がらない

 

どれも正しいと思います。僕もいつも部下に言っていることです。

 

でも、目的を意識しすぎて進まなくなっていることはないでしょうか?

 

僕は働き方に関する企画の仕事をやっていました。あるとき、上司から会社の事情で「企画を手放し、企業営業に注力してほしい」と言われました。僕だけでなく、僕が率いるチーム全体の方向修正となり、部下も含めて同じ状況になりました。

僕のMy Missionは「働くと暮らすを近づける」で、これまでの企画の仕事を通して働くという概念をアップデートしていくことに意義を感じていました。

 

上司から新しい役割定義が与えられたとき、正直戸惑いました。そして自分の部下にもそれをうまく説明できず、部下もモチベーションが下がり、仕事が一時期停滞してしまいました。

 

本当にこれでいいのだろうか?

 

転職して自分のやりたいことに合った仕事を探すこともできます。実際に、そう考えることもできました。でもそれは自分の部下に対して、経験を積む機会を奪うかもしれない。

 

ここでMissionにこだわりすぎると、次の選択肢も減ってしまうのではないか?

という疑問にぶちあたりました。

 

「こじつけ力」で新しい景色が見えてくる

僕は、新しい会社の方向性に一度本気で向き合ってみることにしました。実際に企業営業をはじめてみました。

やってみると、顧客と接点を持つという形で、働くをアップデートするヒントをたくさん得ることができました。自分のMissionと必ずしもズレてはいなかったのです。

さらに、多くのメンバーがやっている東京をベースとした営業活動ではなく、地方の営業活動をやらせてもらうことで、「自分にしかいできないフィールド」を作るということも会社と約束しました。地方での長期出張の際には、一部家族も一緒に連れていきました。いつもの暮らしをそのままに、地方での仕事の挑戦も両立するという実験です。

ここでも、「働くと暮らすを近づける」というMy Missionの実現に近づける仕事ができていました。

 

僕の仕事に対する意味つけが見えてきた中で、それを部下にも伝えていくと、部下もモチベーションが少しずつ上がり、納得感を持ち始め、営業でどんどん成果を出してくれるようになりました。

 

一人一人のMissionに耳を傾け、今の仕事がどう繋がるのかを丁寧に説明していく。経験に無駄はなくどこかに繋がりはあるはずです。

 

それを僕は「こじつけ力」と呼ぶことにしました。

 

My Missionと「こじつけ力」

不確実性の高い世の中においては、My Missionがとても大切です。何でもかんでも「言われたからとりあえずやる」は持続性がありません。途中で飽きたり、嫌になったり、続かないから成果もでません。自分が心から実現したいと思えるもの、ありたい姿の先に価値が生まれます。これは以前の記事でも書きました。

でも、My Missionを実現する方法は無数にあることを忘れてはいけません。世の中、知らないことの方が多いです。また経験したことで新しい気づきが生まれたり、成果を出すことで、認められ、新しいチャンスが手に入ることもあります。その先にMy Missionの実現に繋がる新しい選択肢が生まれるかもしれません。

 

今ある環境や選択肢に疑問を持った時、「こじつけてみる」という視点を持ってみるのはどうでしょうか?

これは「環境適応能力」という言葉のアップデートなのかもしれません。環境と自分のMissionを適応させていくこと。考えずに会社や相手に合わせることではなく、自分の中で常に意味づけをしていくこと。それがが一人ひとりのMy Missionに近づくヒントではないでしょうか。

(オムスビ カタリスト 田中健士郎)

Posted by:KENSHIRO TANAKA

神奈川県逗子市在住。上智大学経済学部卒業後、株式会社リコーの半導体部門にて5年間海外営業及びプロジェクトマネジメントに従事。2015年より株式会社クラウドワークスにて地方創生・コミュニティ事業の立ち上げを行い、30以上の地方自治体と連携。アジャイル型のプロジェクトマネジメントスキルを活かし、2017年より複業メンバーとしてオムスビに参画。チームの触媒役「カタリスト」の肩書きで多くのプロジェクトマネジメントを担当。

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