納品型のデザイン発注の問題点

場づくりの仕事で、イベントやコミュニティのロゴを制作する場合があります。多くは大企業からの案件で、間に代理店やコンサルティング会社が入って、デザイナーさんへ依頼されていきます。ただデザイナーさんの成果に問わず、発注の流れによって、十分に価値が発揮できない場合があって、デザイナーさんへの発注方法をrebornできないだろうかと考えています。

①企画段階から携われない。

デザイナーさんへ仕事が流れていく頃には、仕様が決まっていて後はカタチにするだけの場合が多いです。もちろん仕様が決まっているに越したことはないと思いますが、なぜ必要なのかから企画段階から携わることによって、よりよい成果が出せるのではないかと思います。

②納期が重なると長時間労働になりやすい。

単発の案件が中心だと、仕事がない期間と仕事が重なる期間があります。うまく仕事を調整できればベストですが、実際はクライアントの納期に間に合わせないといけないため、場合によっては長時間労働で解決しなければいけないこともあります。

③納品後の使い方に対して携わることができない。

イベントやコミュニティのロゴを制作する場合、単発ではなく長期的に使う前提で納品するのですが、結果的にはそうならずにその場限りになってしまうケースがあります。それは単年度の事業で終わってしまったり、担当者が変わってしまうなど様々な理由があるのですが、いつも勿体ないなぁと思ってしまいます。また社内にデザインに明るい方がいらっしゃらない場合、画像の縦横比率を変えて伸びていたり、画質の荒いまま使われていたりされると、デザイナーさんに申し訳ない気持ちになってしまいます。

一緒に育てていくようなデザインができないだろうか。

僕自身、オムスビを経営していくなかでも、デザインの重要性を感じています。経営者が言ってることは、総じて抽象的でわかりにくいものです。その経営者の哲学や世界観を理解し、「見える化」して伝えていく仕事には価値があります。

オムスビも数人で取り組んでいたときは意識していなかったですが、10名以上のパートナーが関わるようになってくると、少しずつ目指している目的やモチベーションの差を感じることが多くなりました。僕としては目的やモチベーションは人それぞれあってしかるべきで、逆に一緒の方がちょっと不自然なくらいでとらえています。ただそんな多様な人々が集って共創できるためにも、最低限共有しておきたい価値観や世界観は伝えていくべきだろうと考えています。

 

 

Posted by:ハブチン

1986年大阪府生まれ。2008年パソナキャリア入社。転職者のキャリア支援業務、自社の新卒採用業務、新規事業立ち上げに従事しつつ、アイデアを短時間で具現化する「アイデアソン・ハッカソン」のファシリテーターとしても活躍。2016年4月に独立し、リレーションシップデザインを軸とする株式会社オムスビを設立し、組織変革したい企業様向けの組織コンサルティングサービス『reborn』を提供している。 Omsubi Inc. Founder and CEO Akihiro is the Founder and CEO of Omsubi Inc. Born in Osaka Japan in 1986. Joined the Japanese recruitment agency named Pasona Career. Designed his new career as a facilitator of "Ideason" and "Hackason" who embodies ideas in a short time, while engaged in career support of job changers, recruiting new staffs and launching new business in the company. After left Pasona Career, founded a relationship design company named Omsubi Inc. in April of 2016. Providing the organizational innovation service "reborn" for companies wanting to change the organization.